マーケットコメント


テクニカル分析

2018-09-12

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12日、両指数ともに反落となるも日経平均はすべてのMA上を維持して終了

12日、日経平均株価、TOPIXともに買い先行で始まったが、TOPIXは下向きの25日移動平均線に接近して始まったものの買いが続かず、直ぐにマイナスに転じる展開となった。また前日の大幅高の反動や値を保つことができなかったことに対する警戒もあって、上値が重くなり両指数ともにマイナスに沈むと、午前中の日経平均株価は下げ幅を広げて5日や25日移動平均線に接近する場面がった。ただ午後に入ってからは日銀によるETF買いもあって下げ渋る展開となり、日経平均株価は下ヒゲ陰線を形成すると同時に3本の移動平均線を上回ったまま終えた。一方TOPIXは下向きで推移する5日移動平均線を下回る場面があったが、日経平均株価と同様下げ渋ると同時に下ヒゲ陰線を形成し、5日移動平均線上を維持して終えた。日経平均株価は上昇トレンドを維持しているほか、TOPIXも反発の兆しが出ており、このまま週末に向けて株価水準を切り上げて終えることができるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)