マーケットコメント


テクニカル分析

2018-05-31

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31日、両指数ともに反発するも月足は上ヒゲ陰線を形成して終了

31日、NYダウの大幅反発や円高が一服したことが好感され、東京市場は反発して始まった。また日経平均株価は29日と30日のあいだにあけた窓を埋めるなど上げ幅を広げ、下向きの5日移動平均線に接近する場面があった。一方TOPIXは、前日に下回った75日や200日移動平均線をわずかに上回って始まると、取引開始時は2本の移動平均線に押し返される展開となったが、午後に入って持ち直すとこれらの移動平均線をわずかに上回って終える結果となった。ただ両指数ともに下向きの5日移動平均線に届かずに終えており、明日5日移動平均線を上回って25日移動平均線に接近できるかが注目される。そうしたなか、月足では両指数とも2ヵ月ぶりの上ヒゲ陰線を形成しており、明日の6月スタートを上昇で終えることができるかも要注目となりそう。
(インベストラスト会員向けコメントあり)