マーケットコメント


テクニカル分析

2017-07-27

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27日、小幅続伸。一時上げ幅を拡大するも伸び悩み、上ヒゲ陽線を形成

27日、FOMCの声明文を受け、NYダウとドルの値動きが逆になったことから東京市場は消化不良で始まった。両指数ともに売り先行となり、下げ幅を広げる場面で日経平均株価は前日の安値を下回る場面があった。一方TOPIXは前日の安値や上向きの25日移動平均線に接近すると下げ止まり反発に転じた。また、日経平均株価も反発に転じると午前中は小幅高で推移していたが、午後に入って午前の高値を上回って買い優勢になると上げ幅を広げ、両指数ともに前日の高値を更新するなど強含んだ。ただ、取引終了にかけて値を保つことができず、両指数ともに押し返され上ヒゲ陽線を形成して終えている。そうしたなか、TOPIXは5日と25日移動平均線の両方を上回ったが、日経平均株価は5日移動平均線を上回ったものの、25日移動平均線に押し返されて終えている。本日の上昇でTOPIXが再び5日と25日移動平均線を上回っており、週末に日経平均株価も上回ることができるかが注目される。
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