マーケットコメント


経済指標

2020-02-17

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17日、10-12月期GDP(速報値)は前期比-1.6%と予想を大きく下回る

17日、内閣府が発表した10-12月期GDP(速報値)は、前期比-1.6%、同年率換算-6.3%となった。また、予想の同年率換算-3.7%(トムソンロイターなど)を大きく下回り5四半期ぶりのマイナス成長となった。寄与度の内訳では、内需が前期比-2.1%、外需が同+0.5%となった。内需では個人消費が前期比-2.9%と5四半期ぶりのマイナスとなったほか、設備投資も同-3.7%(マイナス幅は14年4~6月期(1.9%減)より大きかった)と全体の押し下げ要因となったが、外需のプラス寄与は輸出(同-0.1%)が減少した以上に輸入が減少(-2.6%)したことによるものとなっている。一方、公共投資が同+0.2%と7-9月期の同+0.7%から低下したものの底堅く推移し、GDPの下支えとなった。取引開始前の発表で、発表後225先物が売られ日経平均株価の下押し材料となった。
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