マーケットコメント


経済指標

2019-07-01

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1日、6月調査日銀短観、大企業製造業は2四半期連続の悪化

1日、日銀が発表した全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(足元)が+7(前回+12)と、2四半期連続の悪化となった。また、同非製造業は同+23と前回の+21より2ポイント上昇し、こちらは2四半期ぶりの改善となった。一方、先行きの業況判断については、同製造業が+7で変わらずの見通しとなっている反面、同非製造業は+17と5ポイント悪化する見通しとなっている。また2019年度の設備投資計画については、大企業全産業で前年度比+7.4%と2018年度(同+7.3%)をわずかに上回った。想定為替レートについては、2019年度を1ドル109円35銭(上期109円36銭、下期109円34銭)と、実際のレート(108円台前半)より1円程の円安水準としており、このまま想定為替レートより円高の水準が続いた場合の業績へのマイナスの影響が注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)