マーケットコメント


経済指標

2018-10-01

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1日、日銀短観、大企業製造業は3四半期連続で悪化、先行きは横ばい

1日、日銀が発表した全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(足元)が+19(前回+21)と、3四半期連続で悪化した。3四半期連続の悪化は、2007年12月調査から09年3月調査までの6四半期連続の悪化以来。また、同非製造業は同+22と前回の+24より2ポイント悪化した。一方、先行きの業況判断については、同製造業が+19で横ばいの見通しなっているほか、同非製造業も+22も横ばいの見通しとなっている。また2018年度の設備投資計画については、大企業全産業で前年度比+13.4%と前回の調査(同+13.6%)をわずかに下回った。想定為替レートについては、2018年度を1ドル107円4銭(上期107円52銭、下期107円29銭)と、実際のレート(113円台後半)より6円超の円高になっており、このままの為替水準が続いた場合の業績へのプラスの影響が注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)