マーケットコメント


経済指標

2018-04-02

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2日、3月調査日銀短観は、大企業製造業、非製造業の業況判断が2年ぶりの悪化

2日、日銀が発表した全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(足元)が+24(前回+26)と、8四半期ぶりに悪化した。また、同非製造業は同+23と前回の+25より2ポイント悪化した。一方、先行きの業況判断については、同製造業が+20と今回の足元の結果より4ポイント悪化する見通しなっているほか、同非製造業も+20で、こちらは足元の結果より3ポイント悪化する見通しとなっている。また2018年度の設備投資計画については、大企業全産業で前年度比+2.3%と前回の調査(同+5.2%)を2.9%下回った。想定為替レートについては、2018年度を1ドル109円66銭(上期109円63銭、下期109円68 銭)と、実際のレート(106円台前半)より円安になっており、このままの為替水準が続いた場合の業績へのマイナスの影響が心配される。
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