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2021-01-25

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25日、決算発表への期待で下げ渋って切り返し、日経平均は30年半ぶりの高値

25日、米国株がまちまちだったことや、米追加経済対策が当初の規模(1.9兆ドル)から縮小するのではないかといった見方が広がり、取引開始時は強弱が対立する展開となった。しばらくして下げ渋りから切り返すと、業績発表への期待で株価が押し上げられて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからももち合いが続いていたが、取引終了間際に売り方からと見られる買い戻しが入り、日経平均は30年半ぶりの高値で終えた。一方、商いは前週末より減少している。そうしたなか業種別では、医薬品、繊維、サービス、電気・ガス、非鉄金属など22業種が値上がり。一方値下がりは、海運、建設、金属、鉱業など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東芝(東証2部)が+16.77%と上昇が目立ったほか、バルミューダ(マザーズ)、エムスリー、武田薬品などが高かった反面、シャープ、任天堂、パナソニック、ソニーなどが安かった。日経平均株価の終値は28,822円29銭、+190円84銭、TOPIXの終値は1,862.00ポイント、+5.36ポイント。売買高は概算で10億16百万株、売買代金2兆1,050億円。 
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