マーケットコメント


マーケット情報

2021-01-21

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

21日、反発、大統領就任式を無事に終え、米主要指数の上昇が株価を押上げ

21日、厳戒態勢のなか行われたアメリカの大統領就任式が無事に終了し、NYダウなど主要指数が上昇して終えていたことが好感され、東京市場は反発して取引が始まった。日経平均株価は28,700円台に乗せて始まると、そのまま上げ幅を広げる展開となり28,846円をつけるなど一時322円高となる場面があった。ただ、買いが一巡すると日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、高値圏でのもち合いとなり、午前の取引を終えた。一方で昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果、大規模緩和を維持するとして金融政策に変更がないと伝わると、午後の取引が始まってから午前の高値に迫る場面があったものの、買いが続かず、結局伸び悩んで終える結果となった。そうしたなか業種別では、サービス、情報・通信、金属、石油・石炭、建設など27業種が値上がり。一方値下がりは、その他製品、銀行、電気・ガスなど6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、BASE(マザーズ)、アクアケ(同)の値上がりが目立ったほか、バルミューダ(同)、パナソニック、TDKなどが高かった半面、任天堂、レーザーテック、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は28,756円86銭、+233円86銭、TOPIXの終値は1,860.64ポイント、+11.06ポイント。売買高は概算で11億44百万株、売買代金2兆4,955億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)