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2021-01-19

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19日、3日ぶりの反発、値嵩株主導で上げ幅を広げるも、わずかに伸び悩んで終了

19日、NY市場が休場で材料不足となるなか、前日の下げ渋りの流れが続いて買い先行で始まった。ファーストリテイリングや東京エレクトロンなど寄与度の高い銘柄が買われたことが日経平均を押し上げ、28,600円に乗せて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは、時間外の米先物市場でダウなど主要3指数が上昇していたことから225先物も連動するかたちで買われ、日経平均が28,720円をつけるなど478円高となる場面があったが、取引終了にかけて中型株指数が売られて上げ幅を縮めたほか、小型株指数がマイナスに転じたことが上値を重たくし、わずかに伸び悩んで終えた。売買代金は2兆円を上回った。そうしたなか業種別では、ゴム、電気・ガス、空運、繊維、電気機器、輸送用機器など25業種が高かった半面、鉱業、精密機器、倉庫・運輸、卸売など8業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、バルミューダ(マザーズ)、プレイド(同)がそれぞれ+17%超と上昇が目立ったほか、太陽誘電、レーザーテック、アドバンテスト、ブリヂストンなどが高かった半面、BASE(マザーズ)、日経ダブルインバース、エムスリー、ルネサスエレクトロニクスが安かった。日経平均株価の終値は28,633円46銭、+391円25銭、TOPIXの終値は1,855.84ポイント、+10.35ポイント。売買高は概算で10億06百万株、売買代金2兆1,930億円。 
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