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2021-01-15

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15日、米緩和継続と追加経済対策期待で始まるも売り物に押され、日経平均は6日ぶりの反落

15日、パウエルFRB議長の発言で金融緩和継続への期待が高まったことや、取引開始前に米追加経済対策の内容が伝わり、東京市場は続伸して始まった。日経平均は小幅高で始まったあと、しばらくもち合いとなっていたが、売り物に押されて値を保つことができずにマイナスに沈んだ。また、日経平均は再びプラスに浮上する場面があったが、午前の高値を上回ることができずに上値が重たくなると、取引終了にかけて下げ幅を広げ、28,477円をつけるなど一時221円安になる場面があるなか、戻す場面がないまま安値圏で終えた。そうしたなか業種別では鉱業、ゴム、空運、石油・石炭の4業種が高かった反面、輸送用機器、繊維、電気・ガス、非鉄金属、海運など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、バルミューダが+16.98%と値幅制限いっぱいまで買われ上昇が目立ったほか、キヤノン、東京エレクトロン、レーザーテックなどが高かった。一方値下がりは、レノバの下落が目立ち、日本電産、ファーストリテイリング、武田薬品などとなっている。日経平均株価の終値は28,519円18銭、-179円08銭、TOPIXの終値は1,856.61ポイント、-16.67ポイント。売買高は概算で12億49百万株、売買代金2兆8,376億円。 
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