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マーケット情報

2021-01-04

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4日、大発会は3年連続の下落で終了、緊急事態宣言の検討や円高が嫌気され続落

4日、昨年末のNY市場でダウやS&P500が過去最高値をつけて終えていたことを好感し、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は27,500円台で始まり、27,602円をつけるなど、昨年12月29日の取引時間中の高値(27,602円52銭)に接近したが、買いが続かず上値が重たくなった。また、しばらくしてマイナスに沈むと、緊急事態宣言の再発出を検討していると伝わったことが景気悪化への懸念につながり、先物主導で下げ幅を広げ27,042円をつけるなど一時401円安となる場面があった。その後は日銀によるETF買いへの期待から買い戻されると、下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では電気・ガス、情報・通信の2業種が値上り。一方値下がりは、空運、陸運、不動産、鉱業、保険、繊維など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ウェルスナビ(マザーズ)、ココペリ(同)、BASE(同)、ブイキューブがそれぞれ10%の以上の上昇となったほか、レノバ、ヤプリ(マザーズ)などが高かった。一方値下がりは、キヤノン、オリエンタルランド、日本たばこ産業、ファーストリテイリングなどとなっている。日経平均株価の終値は27,258円38銭、-185円79銭、TOPIXの終値は1,794.59ポイント、-10.09ポイント。売買高は概算で9億56百万株、売買代金1兆9,441億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)