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マーケット情報

2020-12-29

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29日、米株高や買い戻しに加え、ショートカバーの先物買いが優勢となり大幅高

29日、米国市場でNYダウなど主要3指数が揃って過去最高値を更新したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は26,900円台に乗せて始まったあと水準がさらに切り上がり、これまで届かなかった27,000円台に乗せると、27,200円台まで駆け上がり、しばらくもち合って午前の取引を終えた。また午後の取引が始まってしばらくすると、買い戻しに加え、プットオプションのショートカバーとみられる先物買いが大幅に膨らみ、さらに上げ幅を広げる展開となるなか、日経平均は27,602円をつけるなど一時748円高となり、そのまま今日の高値圏で終えた。また日経平均は30年4ヵ月ぶりの高値水準となっている。そうしたなか業種別では空運、サービス、陸運、医薬品、情報・通信、建設など31業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、ゴムの2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、いつも(マザーズ)の上昇が目立ったほか、エムスリー、ANAHD、ENCHANGE(マザーズ)、ファーストリテイリングなどが高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバース、日本たばこ産業、ヤプリ(マザーズ)、SBIHD、任天堂の5銘柄となっている。日経平均株価の終値は27,568円15銭、+714円12銭、TOPIXの終値は1,819.18ポイント、+31.14ポイント。売買高は概算で10億20百万株、売買代金2兆2,042億円。 
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