マーケットコメント


マーケット情報

2020-12-28

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

28日、トランプ大統領が追加経済対策法案に署名したことが好感され高値引け

28日、取引開始前に発表された11月の鉱工業生産が予想を下回り、上昇して始まったものの上値が重く、徐々に上げ幅を縮める展開となるなか、10時過ぎごろにトランプ大統領が追加経済対策法案に署名したと伝わると、買いが優勢となって持ち直して午前の取引を終えた。また昼休み中に日経225先物が買われて水準を切り上げて始まり、26,841円をつけるなど一時185円高となる場面があるなか、年末相場入りとなることから、伸び悩む場面があったものの、取引終了間際に再び買いが入り、午後の取引開始時につけた高値を上回り、年初来高値を更新して高値引けとなった。そうしたなか業種別では、その他金融、電気機器、陸運、電気・ガスなど19業種が値上り。一方値下がりは、海運、空運、鉱業、倉庫・運輸、証券、商品など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ココペリ(マザーズ)、いつも(同)の上昇が目立ち、村田製作所、JTOWER(マザーズ)、TDKなどが高かった。一方値下がりは、ウェルスナビ(マザーズ)の下落が目立ち、ANAHD、武田薬品などが安かった。日経平均株価の終値は26,854円03銭、+197円42銭、TOPIXの終値は1,788.04ポイント、+9.63ポイント。売買高は概算で10億09百万株、売買代金1兆9,642億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)