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マーケット情報

2020-12-24

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24日、英のEU離脱交渉合意への期待で続伸となるも商いは減少し伸び悩んで終了

24日、イギリスとEUとの貿易交渉が合意に近づいていると報じられていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まり、日経平均は26,764円をつけるなど一時239円高となる場面があった。ただ、買い一巡後は海外投資家がクリスマス休暇入りで取引が減少するなか、買い上がる材料が乏しかったこともあって、上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。さらに午後に入ってからも様子見ムードが広がり、結局伸び悩んだまま終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、銀行、空運、ガラス・土石など31業種が値上り。値下がりは、情報・通信、証券、商品のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブレイド(マザーズ)が+14.95%と上昇が目立ったほか、レノバ、ウェルスナビ(マザーズ)、いつも(同)、KAIZENPLATFORM(同)などが高かった。一方値下がりは、SBIHDが-11.11%と下落が目立ち、ソフトバンクG、ソフトバンクなどが安かった。日経平均株価の終値は26,668円35銭、+143円56銭、TOPIXの終値は1,774.27ポイント、+9.06ポイント。売買高は概算で8億78百万株、売買代金1兆6,122億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)