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2020-12-21

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21日、米追加経済対策の合意を受け買い先行となるも、利益確定売りに押される

21日、取引開始前に、米追加経済対策で与野党が大筋で合意したと伝わり、東京市場は買い先行となった。日経平均は取引開始後に上げ幅を広げる展開となり、26,905円をつけるなど一時142円高となる場面があった。ただ買われたのは取引開始後10分ほどで、買いが一服すると、先物主導で急激に上げ幅を縮めてマイナスに転じた。またマイナスに転じた後は、英国で変異種のコロナウイルスの感染が拡大していることが重石となり、26,533円をつけ229円安となったものの、午後に入って日銀のETF買いが入ったのではないかと伝わると、買い戻しが継続して下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、バルミューダ(マザーズ)が+19.05%と値幅制限いっぱいまで買われたほか、ダイキン工業、三菱UFJFG、ソフトバンクG、キーエンスなどが高かった反面、ブレイド(マザーズ)が-9.81%で下落が目立ち、BASE(同)、日産自動車、SUMCOなども安かった。日経平均株価の終値は26,714円42銭、-48円97銭、TOPIXの終値は1,789.05ポイント、-4.19ポイント。売買高は概算で10億42百万株、売買代金2兆0153億円。 
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