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2020-12-10

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10日、反落、下落して始まるもSBGが株価を押し上げ下げ渋って終了

10日、米追加経済対策への不透明感からNYダウなど米主要株価指数が揃って下落したことや、前日の大幅高の反動もあって、東京市場は反落して取引が始まった。日経平均は26,600円台で始まり、26,639円をつけるなど一時177円安となる場面があったが、その後はドル円が104円台前半から半ばまで買われ、円安にふれたことが買い戻しを誘う格好となり、午後に入って26,852円をつけるなど一時プラスに浮上する場面があった。ただ、買い上がる材料が乏しかったことから様子見ムードが広がり、結局小幅安で終える結果となった。そうしたなか業種別では、上昇・通信、水産・農林、石油・石炭、空運、電気・ガスなど13業種が高かった反面、海運、金属、ガラス・土石、精密機器、保険、機械など20業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGが+10.91%と上昇が目立ち、キヤノン、BASE(マザーズ)などが高かった反面、ダイキン工業、SUMCO、レーザーテックなどが安かった。日経平均株価の終値は26,756円24銭、-61円70銭、TOPIXの終値は1,776.21ポイント、-3.21ポイント。売買高は概算で11億82百万株、売買代金2兆7,269億円。 
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