マーケットコメント


マーケット情報

2020-12-07

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7日、反発して始まるも、値を保つことができず午後に下げ幅を拡大して終了

7日、NYダウなど米主要3指数が過去最高値を更新して週末の取引を終えていたことを好感し、東京市場も反発して始まった。日経平均は取引時間中の年初来高値を更新して26,894円をつけ、143円高で始まったが、取引開始時が高値になると急速に上げ幅を縮めマイナスに沈んだ。その後しばらくもみ合いが続いたが、値を保つことができずに下げ幅を広げる展開となった。また、午後の取引開始後には26,500円をつけるなど250円安となる場面があったが、取引終了にかけて下げ渋って終えた。そうしたなか、紙・パルプ、その他製品、鉱業、卸売など6業種が値上り。一方値下がりは、空運、精密機器、金属製品、鉄鋼、海運、サービスなど27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、伊藤忠、日経ダブルインバース、東京エレクトロン、任天堂が高かった反面、ブイキューブ、ファーマフーズ(東証2部)の下落が目立ち、ANAHD、エムスリー、SUMCO、楽天などが安かった。日経平均株価の終値は26,547円44銭、-203円80銭、TOPIXの終値は1,760.75ポイント、-15.19ポイント。売買高は概算で11億66百万株、売買代金2兆2,428億円。 
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