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マーケット情報

2020-10-23

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23日、警戒された米大統領候補者討論会を無難に通過し、小幅高で取引終了

23日、追加の経済対策合意への期待が継続し、NYダウなど米主要3指数が反発して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。ただ、米大統領候補者の第2回目の討論会が取引時間中に開催されることから警戒もあって、日経平均、TOPIXともにマイナスに沈む場面があった。一方、トランプ氏とバイデン氏の討論会が無難に終わると、昼休み中に225先物に買い戻しとみられる買いが入り、午後の取引開始早々に日経平均は23,587円をつけるなど一時113円高となる場面があったが、取引終了間際にまとまった売り物に押され、上げ幅を縮めると同時に、売買代金が10日連続で2兆円を下回って終えた。そうしたなか業種別では、ゴムの上昇が目立ち、空運、鉱業、保険、証券、商品など26業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、精密機器、小売、食料品など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ネクソンが+17.24%と上昇が目立ち、ブリヂストン、CYBERDYNE(マザーズ)などが高かった反面、日立建機が-16.78%、SHIFTが-10.88%と下落が目立ち、ブイキューブ、BASE(マザーズ)なども安かった。日経平均株価の終値は23,516円59銭、+42円32銭、TOPIXの終値は1,625.32ポイント、+5.53ポイント。売買高は概算で9億67百万株、売買代金1兆9,159億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)