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マーケット情報

2020-10-02

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2日、午前中は堅調に推移したもののトランプ大統領のウイルス感染を受け大幅安

2日、東証の取引が再開され、朝方は安心感が広がった。日経平均は23,365円をつけるなど一時180円高となる場面があったが、買い一巡後は上げ幅を縮める展開となった。また、午後に入ってからは週末となることや夜に米雇用統計の発表を控え様子見ムードが広がり、もみ合いとなっていたところで、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したと伝わると、時間外取引のダウ先物が500ドル超の下落となり、ドルに売り圧力が強まって105円を割り込んだ。また、日経平均も225先物主導で一気にマイナスに転じると、22,951円をつけ233円安となったが、買い戻しが入って取引終了にかけて下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、銀行、不動産、情報・通信、ゴムなど7業種が値上り。一方値下がりは、医薬品、鉱業、電気・ガス、非鉄金属、陸運、倉庫・運輸など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、オンコセラピー・サイエンス(マザーズ)が+12.99%となり上昇がめだったほか、楽天、まぐまぐ(ジャスダック)、資生堂などが高かった反面、ソニー、武田薬品、キーエンスなどが安かった。日経平均株価の終値は23,029円90銭、-155円22銭、TOPIXの終値は1,609.22ポイント、-16.27ポイント。売買高は概算で14億48百万株、売買代金2兆8,642億円。 
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