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マーケット情報

2020-09-24

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24日、大幅続落、日経平均は一時300円超の下落幅となるも下げ渋って終了

24日、欧米で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることや、アメリカの追加経済対策が議会で合意できていないことなどが嫌気されNYダウなど主要株価指数が大幅安となったことを受け、東京市場は続落で取引が始まった。日経平均は下落して始まったあと、午前中は下げ幅を縮めるなど比較的底堅い値動きを示していたが、午後に入って、他のアジア市場が軟調に推移していたことに加え、時間外取引のNYダウ先物が下げ幅を拡大していたことが日経225先物の売りにつながると、日経平均も下げ幅を拡大し、23,039円をつけるなど一時307円安となる場面があった。取引終了にかけては下げ渋ったが、今日の安値圏で終える結果となっている。そうしたなか業種別では精密機器のみが値上り。一方値下がりは、鉄鋼、非鉄金属、鉱業、輸送用機器、ゴム、不動産、証券、商品など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブロードバンドタワー(ジャスダック)が-6.61%と下落が目立ったほか、ソフトバンクG、ホンダ、日立などが安かった反面、オンコセラピー・サイエンス(マザーズ)が+32.62%、ITBOOKHD(同)+9.95%と上昇が目立ち、BASE(同)、日経ダブルインバースなどが高かった。日経平均株価の終値は23,087円82銭、-258円67銭、TOPIXの終値は1,626.44ポイント、-17.81ポイント。売買高は概算で12億47百万株、売買代金2兆2,909億円。
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