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2020-09-23

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23日、小反落、NY市場の反発や日銀によるETF買いで一時プラスになる場面も

23日、欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることや、米経済対策の成立が遅れるとの見方から4連休中の海外市場が大幅安となっていたものの、前日の米主要3指数がそろって反発していたことで下落幅が限定的となって始まった。日経平均は114円安で始まったあと下げ幅を広げ、23,154円をつけるなど一時205円安となる場面があったが、その後は買い戻されて下げ幅を縮める展開となった。また、午後に入ると、日銀総裁と菅首相の会談を受け思惑的な買いが入ったほか、日銀によるETF買いの観測が広がり、取引終了にかけて急激に値を戻して一時10円程のプラスになる場面があったが、値を保つことができず結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、陸運、小売、海運、その他製品、卸売りなど10業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、保険、紙・パルプ、建設など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブロードバンドタワー(ジャスダック)が+19.80%と上昇が目立ったほか、チェンジ、富士フイルムHDなどが高かった反面、ホンダ、ソフトバンクG、武田薬品などが安かった。日経平均株価の終値は23,346円49銭、-13円81銭、TOPIXの終値は1,644.25ポイント、-2.17ポイント。売買高は概算で15億19百万株、売買代金2兆7,632億円。
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