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2020-08-12

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12日、続伸。方向感のない値動きとなるも、もち直して高値圏で終了

12日、米経済対策合意への期待が後退したことを受け、NYダウなど主要株価指数が反落して終えていたものの、為替市場でドル買いが継続し、106円台半ばで推移するなど、好悪材料が混在していたことから、東京市場は方向感のない値動きとなった。日経平均は小幅安で始まったあと、先物主導で買われ124円高となる場面があったが、買い一巡後はマイナスに沈み79円安となるなど、前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなった。一方、午後に入ってからは、プラス圏で推移するなか、上海総合指数など他のアジア市場がマイナスに転じて下げ幅を広げて終えていたことなどが上値の重石になり、もみ合いとなったものの取引終了にかけてもち直し、続伸して終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉄鋼、石油・石炭、電気・ガス、ゴム、機械、銀行、化学など32業種が値上り。一方値下がりは、非鉄金属のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、資生堂、ENEOSHD、NTT、JR東日本などが高かった反面、楽天、エーザイ、TDK、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は22,843円96銭、+93円72銭、TOPIXの終値は1,605.53ポイント、+19.57ポイント。売買高は概算で14億91百万株、売買代金2兆5,602億円。
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