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2020-08-11

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11日、4日ぶりの大幅反発、米財務長官の発言やダウ先物の上昇が押し上げ

11日、3連休明けの東京市場は、米財務長官が、経済対策の合意について楽観的な見通しを示したことを受け、米国株が上昇して終えていたことが好感され、東京市場は反発して始まった。日経平均は22,500円台を回復して始まり、買い戻しが優勢になると、じわじわと上げ幅を広げる展開となった。一方午後に入ってからは伸び悩んでいたものの、時間外取引のダウやナスダック総合指数といった先物が上げ幅を拡大すると、NY市場の上昇への期待から日経平均も午前の高値を上回って22,760円をつけ、そのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、不動産、鉄鋼、銀行、空運、輸送用機器、陸運など31業種が値上り。一方値下がりは、情報・通信、その他製品の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エーザイが13.74%と上昇が目立ったほか、ホンダ、みずほFG、三井住友FG、JR東日本などが高かった反面、ネクソンが-12.51%と下落が目立ったほか、ZHD、メルカリ(マザーズ)、日経ダブルインバースなど安かった。日経平均株価の終値は22,750円24銭、+420円30銭、TOPIXの終値は1,585.96ポイント、+39.22ポイント。売買高は概算で16億27百万株、売買代金2兆7,430億円。
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