マーケットコメント


マーケット情報

2020-08-07

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7日、連休入り前の売りやアジア市場の下落に押され、3日続落で終了

7日、NY市場でダウなど主要株価指数が続伸で終えていたことが支援材料となり、東京市場は小幅に反発して始まった。ただ、日経平均は15円高でスタートしたものの、連休前のポジション調整と見られる売り物に押され、直ぐにマイナスに沈んだ。売り一巡後、TOPIXは一旦プラスに浮上する場面があったが、遅れて始まった他のアジア市場が下落すると、TOPIXも値を保つことができずに再びマイナスに沈んだ。昼休み中にハンセン指数や上海総合指数が下げ幅を広げると、両指数ともに午後は下げ幅を広げて始まり、日経平均は22,204円をつけ213円安となったが、取引終了にかけて買い戻され下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、空運、鉱業、その他製品、陸運、海運、倉庫・運輸など14業種が値上り。一方値下がりは、非鉄金属、金属製品、化学、水産・農林、鉄鋼、ガラス・土石など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、スクウェア・エニックス、ディーエヌエー、メルカリ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、ルネサスエレクトロニクス、オリンパスなどが高かった反面、レーザーテック、SUMCOの下落が目立ち、資生堂、アドバンテスト、ネクソンなどが安かった。日経平均株価の終値は22,329円94銭、-88円21銭、TOPIXの終値は1,546.74ポイント、-3.14ポイント。売買高は概算で11億89百万株、売買代金2兆2,781億円。
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