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マーケット情報

2020-08-05

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5日、3日ぶりの反落。一時大幅安となるもETF買いで下げ渋って取引終了

5日、今週に入ってからの上昇に対する利益確定売りが優勢となり、東京市場は反落して始まった。日経平均は100円弱の値下がりで始まったあと下げ幅を広げ、22,356円をつけるなど一時217円安となる場面があったが、ETF買いへの期待から下げ渋って午前の取引を終えた。また午後に入ってからETF買いとみられる注文で気配が上昇して始まると、実際に日経平均は22,554円をつけ19円安まで下げ幅を縮めたものの、買いが続かず58円安で終えた。一方TOPIXは一瞬プラスになる場面があったが、小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭、鉱業、その他製品、輸送用機器など15業種が値上り。一方値下がりは、空運、陸運、情報・通信、電気・ガス、ゴムなど18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ベガコーポレーション(マザーズ)が+38.34%と上昇が目立ったほか、モダリス(同)、レーザーテック、キッコーマン、任天堂などが高かった反面、プレシジョン・システム・サイエンス(マザーズ)、ソフトバンクG、JR東日本などが安かった。日経平均株価の終値は22,514円85銭、-58円81銭、TOPIXの終値は1,554.71ポイント、-0.55ポイント。売買高は概算で12億04百万株、売買代金2兆1,780億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)