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マーケット情報

2020-07-17

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17日、続落。反発して始まるも値を保つことができず、感染者数の増加で売られる

17日、小幅な反発で始まったが、値を保つことができず直ぐにマイナスに沈むと、前日の終値を挟んで上下に強弱が対立する展開となった。一方午後に入ると、薄商いのなか、まとまった売り物に押されてマイナス圏で取引が始まり、東京都の感染者数が293人で過去最多になったと伝わったところでは先物主導で売り圧力が強まり、日経平均は22,643円をつけるなど一時126円安となる場面があった。ただ、取引終了にかけて買い戻しが入り、下げ渋って終える結果となった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、医薬品、石油・石炭、その他金融など7業種が値上り。一方値下がりは、空運、不動産、鉄鋼、海運、保険、紙・パルプ、非鉄金属など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ペイカレントコンサルティングが+20.95%となったほか、ロコンド(マザーズ)が+11.35%と上昇が目立ち、テラ(ジャスダック)、日本電産、日本取引所Gも高かった。一方値下がりは、Aiming(マザーズ)が-17.73%と下落が目立ち、プレシジョン・システム・サイエンス(同)、アンジェス(同)、SMCなどとなっている。日経平均株価の終値は22,696円42銭、-73円94銭、TOPIXの終値は1,573.85ポイント、-5.21ポイント。売買高は概算で9億99百万株、売買代金1兆8,023億円。 
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