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マーケット情報

2020-07-14

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14日、反落。米国の感染拡大が続いていることや同主要株価指数の下落が重石

14日、米国内での感染拡大が続いており、カリフォルニア州でレストランの屋内営業を停止することや、感染拡大が深刻な地域では教会、ジムなどが閉鎖されると伝わり、経済活動再開に向けた期待がしぼむ形となって米主要3指数がそろって下落したことが嫌気され、東京市場も反落して取引が始まった。日経平均は150円程値下がりして始まったものの売り込む動きは見られず、午前中はほぼ横ばいでの値動きとなった。一方午後に入ると、ハンセン指数や上海総合指数が下げ幅を拡大して午前の取引を終えていたこともあって、日経平均も下げ幅を広げて始まると、22,538円をつけるなど一時245円安となる場面があったが、下げ渋って終える結果となった。そうしたなか、業種別では、不動産、保険、証券、商品、銀行など7業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、空運、陸運、サービス、鉱業、電気・ガスなど26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGが連日のトップで-1.36%となったほか、リボミック(マザーズ)、安川電機、ZHD、リクルートHD、エムスリーなどが安かった反面、ステムリム(マザーズ)が+11.11%と上昇が目立ち、三井不動産、日本電産、キヤノンなどが高かった。日経平均株価の終値は22,587円01銭、-197円73銭、TOPIXの終値は1,565.15ポイント、-7.87ポイント。売買高は概算で10億96百万株、売買代金1兆9,778億円。
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