マーケットコメント


マーケット情報

2020-07-01

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

1日、反落。続伸して始まるも値を保てず午後に下げ幅を拡大して終了

1日、米株高や円安を好感して、東京市場は小幅に続伸して取引が始まった。日経平均は50円値上がりして始まり、22,360円をつけ一時72円高となる場面があったが、上値の重たさが嫌気されると、マイナスに沈んで午前の取引を終えた。また午後に入ってからは材料不足もあってマイナス圏でしばらくもち合っていたが、都内のコロナウイルスの感染者数や時間外取引でのダウ先物の下落が売り材料となり、取引終了にかけて先物主導で下げ幅を広げ248円安となる場面があったが、買い戻しで下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値下がり。下落率が小さかったのは、石油・石炭、鉄鋼、証券、商品、電気機器、機械、その他製品などだった反面、下落率が大きかったのは、医薬品、繊維、不動産、ゴム、紙・パルプ、水産・農林、食料品、電気・ガスなどとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで+1.85%だったほか、東京エレクトロン、レーザーテック、アドバンテスト、日経ダブルインバースなどが高かった反面、アンジェス(マザーズ)が-8.55%と下落が目立ち、ZHD、東京海上HD、リクルートHDなどが安かった。日経平均株価の終値は22,121円73銭、-166円41銭、TOPIXの終値は1,538.61ポイント、-20.16ポイント。売買高は概算で11億84百万株、売買代金2兆0351億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)