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2020-06-18

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18日、続落。海外株安や円高で売られるも下げ渋って終了

18日、今週火曜日の大幅高のスピード調整が続くなか、東京市場は小幅安で取引が始まった。日経平均は100円程値下がりして始まり、売り一巡後は22,300円を維持していたが、朝方から続いた円高でドル円が106円70銭まで下落すると、10時過ぎ頃から先物主導で売りが広がり、日経平均は22,125円をつけるなど一時330円安となる場面があった。一方昼休み中に中国の副首相が中国景気は改善傾向にあると発言したと伝わり、他のアジア市場がマイナスから下げ幅を縮めていたことを受け、ドル売りが一服すると、午後は買い戻しが優勢となって始まり、下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか、海運、その他製品、情報・通信、紙・パルプなど8業種が値上り。一方値下がりは、空運、鉱業、石油・石炭、不動産、ゴム、輸送用機器、保険、銀行など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディー・エル・イーが+15.04%、アンジェス(マザーズ)が7.44%と上昇が目立ったほか、ZHD、任天堂、ソフトバンクGなどが高かった反面、日本航空、ファナック、ファーストリテイリング、KDDIなどが安かった。日経平均株価の終値は22,355円46銭、-100円30銭、TOPIXの終値は1,583.09ポイント、-4.00ポイント。売買高は概算で11億11百万株、売買代金2兆0090億円。 
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