マーケットコメント


マーケット情報

2020-06-16

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

16日、FRBの社債購入や米景気回復期待で日経平均は1,051円高と大幅反発

16日、FRBが社債の購入を16日から開始すると伝わり、NY市場でダウなど主要株価指数がそろって上昇して終えたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は21,900円台で始まったあと、直ぐに上げ幅を広げる展開となり22,000円台を回復して午前の取引をおえた。また昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わるなか、一部の報道で、トランプ政権が景気テコ入れ策として1兆ドルのインフラ整備を計画していると伝わると、午後に入ってからさらに上げ幅を広げ22,624円をつけるなど一時1,093円高となり、そのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上り。上昇率が高かったのは、鉄鋼、海運、輸送用機器、ガラス・土石、繊維、非鉄金属などとなった反面、上昇率が低かったのは、石油・石炭、電気・ガス、陸運、情報・通信、その他製品、小売などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテック、日経レバレッジETF、日経平均ブル2倍、リクルートHDなどが高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバース、日経平均ベア2倍の2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は22,582円21銭、+1,051円26銭、TOPIXの終値は1,593.45ポイント、+62.67ポイント。売買高は概算で15億54百万株、売買代金2兆7,542億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)