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2020-05-22

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22日、続落、香港をめぐる全人代での議論を嫌気したアジア市場の下落に連動

22日、両指数ともに小幅高で始まったあと、前日の終値を挟んだ小幅な値動きとなっていたが、東京市場より遅れて始まった香港市場で、全人代で「香港版国家安全法」が議論されると伝わっていたことを嫌気して大幅安で始まると、東京市場や他のアジア市場も連動する形となって下げ幅を広げた。また、午後に入ってからも香港市場の下げが止まらず、日経平均も217円安となる場面があったが、買い戻しでわずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、空運、その他金融、情報・通信の3業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、海運、鉄鋼、非鉄金属、保険、銀行など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、オンコセラピー・サイエンス(マザーズ)が+23.53%と上昇が目立ち、ソフトバンクG、レーザーテック、日経ダブルインバースなどが高かった反面、原油ブルETNが-14.23%と下落が目立ち、WTI原油ETF、ソフトバンク、三菱UFJFGなどが安かった。日経平均株価の終値は20,388円16銭、-164円15銭、TOPIXの終値は1,477.80ポイント、-13.41ポイント。売買高は概算で12億29百万株、売買代金1兆9,334億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)