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2020-03-18

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18日、まちまち。NYダウの大幅高を好感して始まるも値を保てず日経平均は反落

18日、米財務省と同政府がコマーシャルペーパーの買入や現金給付など、総額1兆ドル規模となる資金繰り支援策を発表したことが支援材料となり、NYダウなど米主要株価指数が大幅に反発して終えていたことが買い材料となり、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まったあと上げ幅を広げ、17,396円をつけるなど一時385円高となったあと、株価は17,200円前後でもみ合っていたが、14時過ぎにNYダウの先物が売られ、サーキットブレーカーが発動したために日経平均は先物主導で売られる展開となってマイナスに沈み、3年4ヵ月ぶりに17,000円を割り込んで終えた。一方TOPIXはプラスを保って続伸で終えている。そうしたなか業種別では、空運、化学、陸運、水産・農林、精密機器、食料品など16業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、不動産、倉庫・運輸、情報・通信、保険など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、国際ETFVIXが+22.12%、富士フイルムが+15.43%と上昇が目立ち、資生堂、リクルートHD、花王などが高かった反面、ソフトバンクGが-10.90%と下落が目立ったほか、ファーストリテイリング、ファナック、日立などが安かった。日経平均株価の終値は16,726円55銭、-284円98銭、TOPIXの終値は1,270.84ポイント、+2.38ポイント。売買高は概算で27億18百万株、売買代金4兆1,106億円。
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