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マーケット情報

2020-03-11

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11日、大幅反落。米景気対策の不透感でドルやNYダウ先物の下落が重石

11日、NY市場でダウが1,167ドル高と、過去3番目の上げ幅となったことから続伸が期待されたが、取引開始前にNYダウの先物がマイナスに転じていたことから警戒が広がった。小幅安で始まったあと切り返して19,974円をつけ107円高となる場面があったが、しばらくしてドル円が売り物に押されて105円を割り込んだことや、取引終了にかけて円高が進み、104円台前半までドルが売られたこともあって日経平均は451円安で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、ゴム、水産・農林、食料品、銀行の5業種が値上り。一方値下がりは、サービス、不動産、医薬品、情報・通信、鉄鋼、保険、鉱業など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経ダブルインバース、日経平均ベア2倍、みずほFG、ファナックが高かった。一方値下がりは、太陽誘電、アドバンテスト、東京エレクトロン、リクルートHDなどが安かった。日経平均株価の終値は19,416円06銭、-451円06銭、TOPIXの終値は1,385.12ポイント、-21.56ポイント。売買高は概算で19億96百万株、売買代金3兆1,263億円。
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