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2020-03-04

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4日、まちまち。続落で始まるも下げ渋って日経平均は反発、TOPIXは続落で終了

4日、FRBが緊急利下げを発表したものの、ダウなど米主要3指数が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均、TOPIXともに前日の安値を下回って続落で始まったあと、日経平均は直ぐに買い戻しが入ってプラスに転じると、小幅に上げ幅を広げる場面があった。また午後に入ってからは、米大統領予備選で中道派のバイデン氏が優勢と伝わると、日経225先物が買われ21,245円をつけるなど一時162円高となったが、TOPIXの上値が重く取引終了にかけてマイナスに沈むと、日経平均も伸び悩んで小幅高で終えた。また売買代金が7営業日ぶりに3兆円を下回った。そうしたなか業種別では、不動産、情報・通信、その他製品、鉄鋼、空運など10業種が値上り。一方値下がりは、銀行、保険、海運、輸送用機器など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、KDDIが+5.57%と上昇が目立ち、ソフトバンク、NTTドコモ、NTT、アドバンテストなどが高かった反面、三菱UFJFG、三井住友FG、信越化学、みずほFGなどが安かった。日経平均株価の終値は21,100円06銭、+17円33銭、TOPIXの終値は1,502.50ポイント、+2.62ポイント。売買高は概算で15億07百万株、売買代金2兆5,244億円。
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