マーケットコメント


マーケット情報

2020-02-28

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

28日、大幅安で5日続落。日経平均は一時1,031円安となるなか4兆円の大商い

28日、NY市場でダウが過去最大の下げ幅を記録したほか、他の主要指数も4%超の下落率となったことが嫌気され、東京市場は大幅安で取引が始まった。日経平均は400円超下落して始まり、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また午後に入って香港ハンセン指数や上海総合指数が下げ幅を拡大したことや、米長期金利の低下を受けドル円が下落し、109円を割り込む円高になったことがさらに下げ幅を広げる展開となり、20,916円をつけるなど一時1,031円安となる場面があったが、取引終了間際の買い戻しでかろうじて21,000円台を維持して終えた。また、売買代金が膨らみ4兆円を上回った。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がり。下落率が大きかったのは、不動産、情報・通信、水産・農林、電気機器、金属製品、証券、商品などとなっている。一方下落率が小さかったのは、空運、銀行、石油・石炭、小売、精密機器、鉱業、海運、紙・パルプなどとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経ダブルインバースが+7.99%と上昇が目立ち、オリエンタルランドも高く、値上がりは子の2銘柄のみ。一方値上がりは、日経レバレッジETF、リクルートHD、信越化学、東京エレクトロン、任天堂などとなっている。日経平均株価の終値は21,142円96銭、-805円27銭、TOPIXの終値は1,510.87ポイント、-57.19ポイント。売買高は概算で24億20百万株、売買代金4兆1,288億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)