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マーケット情報

2020-02-26

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26日、日経平均、TOPIXともに3日続落となるも連日の3兆円台の大商い

26日、新型肺炎の感染拡大への警戒が続き、NYダウなど米主要3指数が連日の大幅安で終えていたことが重石となり、東京市場は売り先行で始まった。日経平均、TOPIXともに下落して始まったあと下げ幅を広げる展開となった。また22,127円をつけるなど一時477円安となる場面があったが、取引が始まった他のアジア市場でハンセン指数や上海総合指数が下げ幅を縮める展開になると、日経平均も急速に下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも22,400円を挟んだ値動きとなるなか、連日の3兆円を超える大商いとなり、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが値下がり。下落率が大きかったのが、鉱業、不動産、サービス、空運、ゴム、医薬品などだった反面、小さかったのは、卸売、電気・ガス、機械、建設、紙・パルプなどとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経ダブルインバース、ホンダ、ダイキン工業、三井物産などが上昇した反面、ブイキューブが-8.19%と下落が目立ったほか、リクルートHD、SUMCO、資生堂などが安かった。日経平均株価の終値は22,426円19銭、-179円22銭、TOPIXの終値は1,606.17ポイント、-12.09ポイント。売買高は概算で16億77百万株、売買代金3兆0096億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)