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2020-02-19

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19日、円安が支援材料となり、日経平均は大幅反発で終了

19日、現地時間の18日に発表された米経済指標が予想を上回るなど、米国景気に対する強気の見方が広がり、ドルが上昇した流れが東京市場でも継続したことが株価押し上げにつながった。日経平均、TOPIXともに前日の大幅安の反動から買い先行となり小幅高で始まったものの、日経平均は23,300円台を回復して始まったあと徐々に上げ幅を縮めた。一方為替市場でドルが買われ110円台に乗せて推移したほか、香港ハンセン指数や上海総合指数がプラス圏で推移していたことが株価を押し上げる材料となり、午後に入って日経平均は23,468円をつけるなど一時274円高となる場面があった。取引終了にかけては売りものに押されたが、23,400円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、ゴム、海運、金属製品、電気機器など18業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、銀行、ガラス・土石、非鉄金属、建設など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUMCO、アドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコ、オリンパス、太陽誘電など半導体やアップル関連株が買われた反面、日経ダブルインバース、三井住友FG、ネットワンシステムズなどが安かった。日経平均株価の終値は23,400円70銭、+206円90銭、TOPIXの終値は1,671.86ポイント、+6.15ポイント。売買高は概算で11億33百万株、売買代金2兆1,108億円。
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