マーケットコメント


マーケット情報

2020-01-22

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

22日、香港市場や為替の持ち直しを好感し、午後に上げ幅を拡大して終了

22日、新型肺炎の感染拡大懸念からNYダウなど主要3指数がそろって反落して終えていたことが嫌気され、東京市場は続落で始まった。ただ、前日が200円を超す大幅安だったこともあり、小幅安で取引が始まったあと、日経平均はしばらくして切り返すとプラスに浮上した。日経平均がプラスに浮上すると、TOPIXもプラスに転じ、両指数ともに徐々に上げ幅を広げる展開となった。さらに、他のアジア市場で香港ハンセン指数がプラスで始まり上げ幅を広げる展開となったことや、為替市場でもドル円が買われ110円台に乗せて推移したことが買いを誘い、取引終了間際に24,040円をつけるなど一時176円高となり、そのまま高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、サービス、化学、精密機器、機械、水産・農林、その他金融など23業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、電気・ガス、ゴム、鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リクルートHD、アドバンテスト、第一三共、花王などが高かった反面、ネットワンシステムズが-15.03%と下落が目立ち、塩野義製薬、デンソーなどが安かった。日経平均株価の終値は24,031円35銭、+166円79銭、TOPIXの終値は1,744.13ポイント、+9.79ポイント。売買高は概算で10億01百万株、売買代金1兆8,868億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)