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2020-01-16

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16日、まちまち。米中貿易協議合意第1段の署名を終え材料出尽くしで2兆円割れ

16日、米中貿易協議合意第1段の署名が無事終了し、NYダウなど米主要3指数が上昇して終えていたことや、前日の下落の反動もあって、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まったあと、買いが続かずマイナスに転じるなど弱含んだ。また、日中の高値も23,975円と58円高になる場面があったが、24,000円に接近すると上値が重たくなり、狭いレンジでの値動きが続くなか小幅高で終えた。一方TOPIXは取引が始まって買いが一巡するとマイナスに沈み、そのまま小幅安で推移し続落で終えた。また、売買代金も今年に入って初めて2兆円を下回った。そうしたなか業種別では、医薬品、石油・石炭、電気・ガス、食料品など11業種が値上り。一方値下がりは、証券、商品、鉱業、金属製品、鉄鋼、ゴムなど22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイバーステップ(東証2部)が+13.78%と上昇が目立ち、第一三共、SUBARU、スズキなどが高かった反面、太陽誘電、安川電機、ソフトバンクG、SMCなどが安かった。日経平均株価の終値は23,933円13銭、+16円55銭、TOPIXの終値は1,728.72ポイント、-2.34ポイント。売買高は概算で10億33百万株、売買代金1兆9,376億円。
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