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マーケット情報

2020-01-14

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14日、中国の為替操作国解除で米中関係への楽観ムードが広がり24,000円台回復

14日、NYダウなど米主要3指数がそろって反発して終えていたことや、取引開始前に、米国が中国の為替操作国認定の解除を発表したと伝わったことから、米中関係の改善期待が高まり、為替市場でもドル円が110円台を付けたことなどが支援材料となった。日経平均は、23,900円台に乗せて始まると、24,000円台を回復して、24,059円をつけるなど一時209円高となる場面があった。午後の取引開始時には利益確定と見られる売り物に押される場面があったが、取引終了にかけて持ち直し、先月17日以来となる24,000円台に乗せると同時に3日続伸で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、電気機器、情報・通信、化学、非鉄金属など20業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、紙・パルプ、電気・ガス、倉庫・運輸など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで、+3.51%となったほか、信越化学、レーザーテック、東芝(東証2部)などが高かった反面、吉野家HDが-9.55と下落が目立ったほか、日産自動車、ZHD、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は24,025円17銭、+174円60銭、TOPIXの終値は1,740.53ポイント、+5.37ポイント。売買高は概算で12億34百万株、売買代金2兆3,629億円。
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