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マーケット情報

2019-12-23

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23日、米株高を好感して始まるも、薄商いのなか買いが続かずまちまちで終了

23日、前週末のNYダウなど米主要3指数が連日で過去最高値を更新していたことを好感し、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は23,900円台に乗せて始まったあと、23,923円をつけるなど一時106円高となる場面があった。ただ、今週から取引参加者が減少するなか買いが続かず直ぐに上げ幅を縮めると、水準を切り下げて小動きとなった。また、他のアジア市場で香港ハンセン指数が小幅高、上海総合は下落と、まちまちとなっていたこともあって東京市場も買いの手掛かりがつかめず、午後に入るとマイナスになるなど弱含んだ。日経平均はかろうじてプラスを維持したが、TOPIXは4日続落で終えた。また商いが大幅に減少して1兆4,998億円と、先週末から9千億円も減少している。そうしたなか業種別では、医薬品、精密機器、サービス、小売など6業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、紙・パルプ、非鉄金属、電気・ガス、鉄鋼、その他金融など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マクアケ(マザーズ)、スペースマーケット(同)の上昇が目立ったほか、第一三共、ZHDなどが高かった反面、JTOWER(マザーズ)の下落が目立ち、塩野義製薬、日立などが高かった。日経平均株価の終値は23,821円11銭、+4円48銭、TOPIXの終値は1,729.42ポイント、-3.65ポイント。売買高は概算で9億55百万株、売買代金1兆4,998億円。 
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