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2019-12-09

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9日、3日続伸、日経平均は高寄り後伸び悩むも、TOPIXは年初来高値を更新

9日、前週末に発表された米雇用統計の結果、非農業者部門雇用者が予想を大幅に上回る結果となったことから、NYダウが337ドル高で終えていたことなどが買い材料となり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は23,544円で始まり189円高となったが、直ぐに売り物に押される展開となった。また、上げ幅を縮める場面では23,360円をつけるなど、午前中は5円高となったが、売り込む動きは見られなかった。一方午後に入ってからはわずかに持ち直したものの、米中貿易協議に対する警戒感もあって様子見ムードが広がり商いは連日で2兆円を割り込んだ。ただ、TOPIXは年初来高値を更新して終えている。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、保険、海運、鉄鋼、紙・パルプなど29業種が値上り。一方値下がりは、精密機器、医薬品、不動産、証券、商品の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで、+0.5%となったほか、任天堂、東京海上HD、花王、キーエンスなどが高かった反面、オルトプラスが-9.30%と下落が目立ち、アドバンテスト、太陽誘電、第一三共なども安かった。日経平均株価の終値は23,430円70銭、+76円30銭、TOPIXの終値は1,722.07ポイント、+8.71ポイント。売買高は概算で10億85百万株、売買代金1兆8,170億円。 
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