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マーケット情報

2019-12-05

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5日、米中貿易協議の進展期待と米国株高が株価を押し上げ、反発して取引終了

5日、米中貿易協議の行方に関する報道に振り回されている株式市場だが、昨日発表されたアメリカのISM非製造業景況感指数が予想に届かなかったものの、貿易協議の一部合意が近いといった報道が米国株の押し上げにつながり、NYダウなど主要株価指数が反発して終えていたことや、為替市場で円安に振れ108円台後半で推移していたことなどが支援材料となり、東京市場は反発して始まった。取引開始後、日経平均は23,363円をつけるなど一時228円高となる場面があったが、その後は外部環境に大きな変化がなかったことから手掛かり材料に乏しく、上下の値幅が100円超の狭いレンジでの値動きとなり、小動きのまま取引を終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、海運、ガラス・土石、金属製品、鉱業、紙・パルプなど27業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、サービス、陸運など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本製鐵が+6.67%と上昇が目立ったほか、東京エレクトロン、第一三共、太陽誘電などたかった反面、楽天、日経ダブルインバース、NTTドコモ、資生堂、日本電産などが安かった。日経平均株価の終値は23,300円09銭、+164円86銭、TOPIXの終値は1,711.41ポイント、+8.14ポイント。売買高は概算で11億53百万株、売買代金2兆0375億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)