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2019-11-26

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26日、3日続伸。米国株の高値更新を好感するも伸び悩んで終了

26日、NYダウなど米主要3指数がそろって過去最高値を更新したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は23,400円台に乗せて始まったあと、もみ合いが続いていたが、10時45分ごろにダウ・ジョーンズ通信が、「米中が第1段階の合意に向けて残る課題について対話を続けることで合意した」と伝えたことから、先物が買われて一気に上げ幅を広げ23,608円をつけるなど、取引時間中の年初来高値を上回る場面があった。ただ買いが続かなかったことから値を保つことができず、午後に入ると上げ幅を縮める展開となり、23,350円をつけるなど前日比57円高となったが、取引終了にかけてわずかに持ち直して終えた。また、MSCIの銘柄入れ替えがあったことから売買代金は3兆円を上回った。そうしたなか業種別では、電気機器、精密機器、ゴム、保険など14業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、食料品、建設、金属製品、空運、その他金融など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日立化成が+15.44%と上昇が目立ったほか、村田製作所、東京エレクトロン、HOYAなどが高かった反面、昭和電工が-6.00%と下落が目立ち、ソフトバンクG、日経ダブルインバース、アステラス製薬などが安かった。日経平均株価の終値は23,373円32銭、+80円51銭、TOPIXの終値は1705.71ポイント、+2.75ポイント。売買高は概算で16億22百万株、売買代金3兆1,584億円。 
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