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マーケット情報

2019-11-18

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18日、上値の重たい値動きとなるも、香港株やドルの上昇が支えとなり高値圏で終了

18日、前週末のNY市場で、ダウなど主要株価指数がそろって過去最高値を更新していたものの、東京市場は上値が重く、前週末の終値近辺で取引が始まった。日経平均は取引開始後マイナスに沈むなど弱含むなか、売り込む動きは見られず、売りが一巡すると持ち直して23,420円をつけるなど一時117円高となる場面があった。また、香港ハンセン指数が取引開始後に上げ幅を広げたことや、ドル円が強含み、108円70銭前後から90銭近くまで上昇したことも株価の押し上げにつながった。一方午後に入ってからも上値が重く、上げ幅を縮める場面があったが、ハンセン指数に続いて上海総合指数がもち直して強含んだことが下支えとなり、日経平均も今日の高値圏まで持ち直して終えた。ただ売買は盛り上がらず、売買代金は2兆円を割り込んだ。そうしたなか業種別では、医薬品、その他製品、情報・通信、精密機器など13業種が値上り。一方値下がりは繊維、石油・石炭、水産・農林、保険、倉庫・運輸など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+0.64%となったほか、レーザーテック、エーザイ、小野薬品、アドバンテストなどが高かった反面、ZOZO、東芝(東2部)、日経ダブルインバース、資生堂などが安かった。日経平均株価の終値は23,416円76銭、+113円44銭、TOPIXの終値は1700.72ポイント、+4.05ポイント。売買高は概算で12億23百万株、売買代金1兆9,051億円。
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