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2019-10-09

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9日、反落。米中協議に対する期待の後退で米主要株価指数が下落したことを嫌気

9日、米国が中国企業の一部を禁輸リストに追加したことや、少数民族の弾圧に関わったとみられる中国政府高官に対するビザ発給を制限するなどと発表したことが嫌気され、東京市場は大幅安で始まった。日経平均は227円安で始まったあと、直ぐに切り返す展開となった。また為替市場で、106円90銭前後で推移していたドル円が107円台に乗せ、徐々に円安が進んで107円20銭台まで上昇したことも日経平均の買い戻しにつながり、下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、繊維、食料品、水産・農林、建設など11業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、保険、証券、商品、海運、紙・パルプなど22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、昨日上昇したAICROSSが+4.55%となったほか、オリエンタルランド、花王、日経ダブルインバースなどが高かった反面、SUMCO、アドバンテスト、ファナック、日立などが安かった。日経平均株価の終値は21,456円38銭、-131円40銭、TOPIXの終値は1581.70ポイント、-4.80ポイント。売買高は概算で10億45百万株、売買代金1兆8,035億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)