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2019-10-04

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4日、利下げ期待が支えとなり、東京市場も売り先行から持ち直して終了

4日、米経済指標の悪化が利下げ期待へとつながりNYダウなど米主要株価指数は反発して終えていたものの、ドルが106円台まで下落したことが売り材料となった。日経平均は小幅安で始まったあと強弱が対立し、21,276円をつけるなど一時65円安となる場面があったが、午後に入ってからはドル円が106円台後半で下げ渋っていたことや、前日の大幅下落もあって売り込む動きは見られず、薄商いのなか徐々に買いが優勢になると、買い戻しが続いて結局小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、陸運、不動産、空運、サービス、食料品など22業種が値上り。一方値下がりは、銀行、海運、保険、繊維、鉄鋼など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本エンタープライズが+25.88%と上昇が目立ったほか、東海旅客鉄道、村田製作所、任天堂などが高かった反面、コロプラ、関西電力、アドバンテスト、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は21,410円20銭、+68円46銭、TOPIXの終値は152.90ポイント、+4.03ポイント。売買高は概算で11億03百万株、売買代金1兆8,219億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)