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2019-10-01

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1日、3営業日ぶりの反発。米国株やドルの上昇が好感され一時21,900円台を回復

1日、前日の米国市場で売り材料となった「中国企業の米株式市場での上場廃止を検討」との一部報道を、ナバロ大統領補佐官が否定したことからNYダウやドルが上昇して終えていたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は75円程上昇して始まったあとしばらくもみ合いが続いていたが、為替市場でドル円が買われて108円台前半から水準を切り上げて円安に振れると、日経平均も225先物主導で上げ幅を広げる展開となった。また21,938円をつけるなど一時182円高となる場面があった。午後に入ってからも21,900円台を維持していたが、商いが盛り上がらず取引終了にかけて売り物に押される展開となり、わずかに伸び悩んで21,900円台を維持できずに終えた。また売買代金も14営業日ぶりに2兆円を割り込んだ。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、証券、商品、ゴム、海運、空運、鉄鋼など31業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、不動産の2業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、安川電機、太陽誘電、第一生命HD、大塚HDなどが高かった反面、Klabが-13.44%、コロプラが-11.89%と下落目立ったほか、スクウェア・エニックスHD、第一三共などが安かった。日経平均株価の終値は21,885円24銭、+129円40銭、TOPIXの終値は1603.00ポイント、+15.20ポイント。売買高は概算で11億65百万株、売買代金1兆9,974億円。
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