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マーケット情報

2019-09-17

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17日、ダウの下落や連騰の警戒感から売られるも持ち直し、日経平均は10連騰で終了

17日、3連休明けの東京市場は、NYダウが9営業日ぶりに反落したことや、連騰による警戒もあって売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったあと下げ幅を広げ、21,878円をつけるなど一時109円安となる場面があった。ただ、直ぐに切り返すとじわじわと下げ幅を縮める展開となったほか、TOPIXが取引開始後の売り一巡後にプラスに転じると、石油などの資源関連を中心に時価総額が大きなセクターへの買いが続いたこともあってプラス圏を維持したことなどが下支えとなり、午後に入って前週末の終値を挟んだ方向感のない値動きとなるなか、結局小幅高となり10日続伸、また約5ヵ月ぶりに終値で22,000円台を回復した。一方、TOPIXも8日続伸となっている。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、その他金融、不動産、卸売、建設など20業種が高かった反面、空運、海運、化学、ゴム、繊維、保険など13業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、コロプラが+14.43%、国政石油開発帝石が+9.71%と上昇が目立ち、楽天、三井不動産、スクウェア・エニックスなども高かった。一方値下がりは、SMC、ソフトバンクG、リクルートHDな度となっている。日経平均株価の終値は22,001円32銭、+13円03銭、TOPIXの終値は1614.58ポイント、+4.71ポイント。売買高は概算で13億36百万株、売買代金2兆4,201億円。
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